2018年7月28日

腰椎椎間板ヘルニアとの付き合い方②

次回に引き続き腰椎ヘルニアについての記事を書いていきたいと思います!
こんにちはスタッフの綾部です!



前回は水まんじゅうのあんこが飛び出た状態ですよーと、いった内容だったのですが今回は予防とケア方法をお伝えしたいと思います。

少し前回の補足をします。

椎間板は年齢が進むにつれて繊維輪の水分が減っていってしまいその弾力性が失われてしまい(変性)、ふとしたことでも損傷が起きやすくなってしまいます。(自然となってしまう場合)
早い段階で髄核が脱出する前の状態「膨隆」(ぼうりゅう)であれば負担のかかる動きの制限や保存療法をすることで数年で自然治癒するとされています。

完全に脱出した状態であれば痛み痺れを取り除く薬物療法やブロック注射、手術などもあります。


予防、というと腰椎に負担のかかる筋肉のケアと背骨にかかる負担を減らすための筋肉を付けるといったところが大事になってきます。
そして変化にいち早く気づくことだと思います、以前にもブログで書いたと思うのですが「不自然な痛みには敏感になって欲しい」自分のセンサーは大事にしましょうね。

これは腰痛やぎっくり腰予防と同じですね。



それでは対策と予防です。



①筋肉をつけよう

いきなりハードな・・・と思われてしまうかと思いますが実はこれが一番の予防法なのです。
昨今の色々な人を見ますとみんな下を向き生活している方が多いです。
そうしてしまうと背中の筋肉は長いもので首~腰まで付いているものがあり、下を向くことで伸張され負荷がかかった状態になります。
すると疲れが溜まった状態の筋肉は拘縮、縮む状態になり腰部も反ってしまうのです。


いわゆる「反り腰」です。


反り腰は腰部に負担がかかりやすいですし、背骨胸椎の生理湾曲のカーブも増してしまうので「猫背」にも拍車がかかります。

そこで反り腰状態は腹筋がさぼっている状態になるのでトレーニングをして腹筋を付けることで背骨や腰椎の負担を減らせるということです。

今回はウィリアムズ体操とマッケンジー体操の一部をご紹介します。



《腹筋強化》
仰向けに寝て、膝を立てます。
両腕を伸ばし、おへそ見るように上体を起こし持続保持を行います。
腕を胸の前に交差させておへそを見るように上体を起こしを反復します。








《殿筋の柔軟》
これも仰向けでできるものです。
両膝を抱えて胸に近づけます、これにより殿筋(お尻)、腰部脊柱起立筋などが伸張性が増し循環改善なども見込めます。





《後屈体操》
これはマッケンジー法というこちらも腰痛やヘルニア、ぎっくり腰に良いとされる体操です。
腰痛やヘルニアも「腰を反る」という動きは良くないというのが一般的ですがこれはあえて反らすという方法です。
今では臨床や試行錯誤してしっかりとした治療、予防法として確立しています。

うつ伏せ状態で寝かせゆっくりと上体を腕で押し上げるように反らしていきます。
この時お腹が浮かないようにし腰に力を入れないように腕で押し上げる感覚です。
そしてこの動きを数回繰り返します。








※これらの体操などはヘルニアの急性期等は禁忌とされていますので痛みや痺れを感じるようであれば直ちに中止しましょう。



②整体施術を受けよう

これはちょっとストレートな宣伝になってしまい恐縮ではありますが、前述したとおりヘルニア患部の負担を減らすというのが目的になりますので整体や運動療法も有効な手段と言えるでしょう。

筋肉を柔軟に保っていれば衝撃吸収や背骨への負担も減らせますし、腰部周辺の循環改善も見込め回復力も上がっていきます。
また予防にもなりますので整体施術を受けることで不安なく生活できる事でしょう。





と、こうしたところでヘルニア(腰痛)とうまく付き合っていけるといいですね!
前回のブログも踏まえてしっかりとした腰を作っていきましょう!






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